林遣都、デビュー10周年に感無量 スカウト秘話も告白
俳優・林遣都(26)が4日、都内で行われた主演映画「しゃぼん玉」の公開初日舞台あいさつに登壇し、自身の芸能生活10周年を喜んだ。
林は初主演映画「バッテリー」の公開日に当たる2007年3月10日を、自身のデビュー日と設定している。ほぼ10年が経過したこの日に、やはり主演作品が公開されたことに感無量の様子。「デビュー10年で、市原悦子さんや綿引勝彦さんのような偉大な俳優さんたちと仕事ができてます。この作品は宝物です」と感激していた。
デビューのきっかけは中学3年生の時の修学旅行だった。東京を訪れた際に、渋谷駅でスカウトされたという。「当時は班行動だったんです。同じ班の女の子が『渋谷に行きたい』って言わなかったらこうなってないですね」と同級生に感謝した。
映画は直木賞作家・乃南アサ氏の同名タイトルの小説が原作。犯罪を繰り返しながら生きてきた伊豆見翔人(林)が、逃亡先の宮崎県の山奥で老婆・スマ(市原)に出会ったことをきっかけに、人生を見つめ直すストーリー。
この日は共演の藤井美菜(28)、相島一之(55)、主題歌「アイ」を担当した歌手の秦基博(36)、東伸児監督(53)も登壇。風邪をひいた綿引と病気療養中の市原は欠席した。