「アナ雪」ED問題をフジが説明 批判200件超、肯定的意見も
人気アニメ映画「アナと雪の女王」を4日に地上波で初放送したフジテレビが6日、エンドロール場面で視聴者や局アナ、芸能人が「レット・イット・ゴー」を歌う特別企画「みんなで歌おう♪アナ雪」を放送し、議論となっていることについて、デイリースポーツの質問に回答した。
企画を意図した理由は「映画『アナと雪の女王』の地上波初放送にあたり、視聴者の方に『アナ雪』の世界観をより深く楽しんでいただくことを考えました。『見る』と同時に『参加する』楽しみも提供したいと思い、1月12日(木)より主題歌『レット・イット・ゴー』を歌ってもらう映像の募集を始め、映画の終わりに特別映像として放送しました」とした。視聴者からの投稿動画も多く放送され、「その趣旨にご賛同いただいた方々から多数の応募をいただいております」と振り返った。
批判が多く集まっていることについては、「エンディングへのご批判などのご意見は電話で19件、ネットは200件ほど頂戴しています」と回答した。また、その他にも「字幕が付いていたので歌いやすかった、家族で歌いながら見ています、親子で歌えて楽しかった、などの反響をいただきました」と本編のストーリー中に挿入した歌の字幕など、肯定的な意見もあったとした。
様々な面で反響があったのを裏付けるように、視聴率は19・7%を記録した。フジテレビ広報部は「いずれも貴重なご意見として参考にさせて頂きます。たくさんの方に観ていただき非常に嬉しく思います。本当にありがとうございました」と視聴者に感謝した。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)