俳優の寺脇康文（５５）と国仲涼子（３７）が７日、東京・渋谷のＮＨＫで行われた「ＮＨＫ語学番組」発表会見に出席。寺脇と国仲は、英語が話せなかったために起こった“悲劇”について振り返った。

　寺脇と国仲は身近な英単語を取り上げる「ボキャブライダーｏｎ　ＴＶ」に出演。寺脇は英語が苦手な会社部長、国仲は英語が苦手なカフェのオーナーを演じる。２人とも実際に英語は「苦手」だといい、国仲は「ずっと英語に興味が沸かず、今使わないからまだ大丈夫と思って大人になってしまった」と照れ笑い。寺脇も「ぼくもこの部長と同じく全然しゃべれない。でもコントのような番組なので、勉強と力を入れずに見て欲しい」と訴えた。

　２人には、英語ができなかったために起こった失敗談について質問が飛んだが、寺脇は以前、友人で俳優の岸谷五朗と一緒にタイ・プーケット島へ旅行にいった話を披露。「予約していたホテルに着いたらダブルベッドルームだと。違う、ぼくらはツインだと言いたかったが、ホテルの人に『ノープロブレム』と言われ、そのままダブルルームになった。今回の番組でツインベッドですと言えるようになりたい」と話し、会場は笑いに包まれた。

　国仲も「子供と公園に行ったときに、外国の方に道を聞かれ何も答えられなくて。さすがに子供もまだ（国仲が英語をしゃべれないことは）わからないと思うけど、恥ずかしくて。ノーノーアイドンノーだけ。せめて道ぐらいは説明できるようになりたい」と顔を赤らめていた。

　会見には他にも「おとなの基礎英語」の田丸麻紀、「テレビで中国語」のイーラン、「テレビでハングル講座」の桜井玲香（乃木坂４６）、「エイゴビート」の栗原類も出席した。