「ベルばら」池田理代子氏、50周年展に「これが過ぎたら追悼展…」
名作「ベルサイユのばら」など数々の作品で知られる漫画家の池田理代子氏(69)が8日、東京・日本橋高島屋で行われた自身の作品を集めた「デビュー50周年記念展 池田理代子-ベルばらとともに-」(8日から20日まで)のオープニングセレモニーに出席した。今年の12月で70歳になるとは思えない若々しい姿を披露したが、「これが過ぎたら追悼展になるんだろうなと思ったりしております」とブラックユーモアで出席者を笑わせた。
記念展には「ベルばら」の原画やキャラクター紹介、宝塚歌劇での衣装や掲載誌の表紙など、さまざまな関連の品が集められている。これ以外にも「ベルばらKids」や「オルフェウスの窓」といった作品や、故デビッド・ボウイ氏や、キャロライン・ケネディ駐日米国大使らの肖像画も展示されている。
ゲストには「ベルばら」ファンでもあるTHE ALFEEの高見沢俊彦(62)が出席した。おなじみの長髪に金ぴか衣装で現れ、池田氏は「オスカルじゃんって思った」。高見沢は「そんなオスカルも還暦を過ぎてしまいました」と恐縮していた。
2人は2014年度のフランス観光親善大使を同時期に務めている。その時の名刺を高見沢は持参していたが、池田氏は「いつのまにか紙に紛れてなくなっちゃった」と紛失してしまったことを告白した。ややずぼらな一面に高見沢からは「マリー・アントワネットって先生とリンクしている部分ありますよね。雑じゃないですか?意外と天真爛漫で」とツッコミを入れられていた。