井上謝罪会見【一問一答3】バラエティー「見る気持ちになれなかった」

 昨年12月に接触事故を起こしながら現場を立ち去った件について、不起訴処分が決まったお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が7日、都内で会見を行った。復帰時期については、まず関係各位への謝罪行脚を済ませた後で、相方の石田明やよしもと側と相談して決めるとした。

 【一問一答3】

 -謹慎生活はどのような暮らしか。

 「謹慎している間、一歩も外に出ない生活をずっとしていました」

 -相方の石田の会見は。

 「はい、見ました」

 -連絡は。

 「相方の石田くんにもたくさん迷惑をかけてしまったし、申し訳ない気持ちですし、僕自身、相方の石田くんがこのことで解散してくれっと言われても仕方がないなとは思いました。でも、石田くんは『井上の人生も自分の人生の一部だ』ということを言っていただいて…。石田くんにも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 -漫才の舞台に立ちたいか。

 「被害に合われた方もそうですし、同乗していた武智くんもそうですし、相方の石田くんもそうですし。一番迷惑をかけてくれた方々が優しい言葉をかけていただいたというか。そういう風に言っていただいたのは本当にありがたい気持ちでしたし、もう二度と石田くんには、どんなことがあっても迷惑をかけてはいけないなと。何があっても石田くんに感謝の気持ちを忘れてはいけないなという気持ちでいっぱいです」

 -今日は石田と連絡はとったか。

 「会見に行ってきますということは伝えました。(石田からは)ちゃんとしゃべってこいというのと、相手の方にもご迷惑をかけましたし、武智くんにもご迷惑をかけてしまったので、そこの部分は謝罪をしてこいと言っていただきました」

 -謹慎中は迷惑をかけた番組は見ていたか。

 「謹慎直後はバラエティー番組というものは、なかなか見る気持ちにはなれなかったのは事実です。本当にたくさんの方にご迷惑をかけてしまったので、申し訳ないという気持ちもありましたし、なかなか見られない部分はありましたが…。ただ、やっぱり、自分自身が反省して、そういう自分をいましめる意味でも、そういう部分から目を背けてはいけないんじゃないかという気持ちもあったので、徐々にではありましたけど、バラエティー番組であったり、迷惑をかけていた番組を少しずつ、少しずつ見るようにはしていました」

 -食事などは誰かが助けてくれたのか。

 「食事の面は、自宅から近所の後輩2人が食材を買ってきていただいたり、お世話をしてくれました」

 -石田さんは。

 「一度来ていただきました」

 -その時はどのようなお話が。

 「芸人としてももちろんですし、同級生として、『井上のこういうところが良くなかったんだと、今までもそういう部分から目を背けてきたやろと、これを機会に性根の部分から気持ちを変えていこうぜ』と、いうお話しをしました」

 -石田の姿を見てどう感じていたか。

 「番組を見ていて、石田くんが僕の名前を言っていただいたり、石田くん1人でNON STYLEは2人いるんだよという風に…(涙)背中を見て、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 -2人で舞台に立つのはいつになりそうか。

 「まだ明確に復帰の時期は決まっておりませんし、今回、たくさんの方々に、ご迷惑をおかけしてしまったので、自分の口から自分の声で、しっかり謝罪の気持ちを伝えたいということが、第一じゃないかということで。復帰に関しては何も決まっておりませんし、石田くんや世間の方々がお許しいただけるとなった時に、はじめてまた会社と話し合い、どういう形でいつ復帰するかは決めていけたらと思います」

 -謝罪行脚か。

 「3カ月自宅謹慎ということもありまして。僕から直接謝罪できていない人であったり、場所であったりがたくさんありますので、まずはそちらの方が第一優先と思っています」

 -テレビ番組、お仕事関係か。

 「テレビ番組だけにかかわらず、それ以外の面でも会社のスタッフさんももちろんそうですし、仕事関係以外の面でも、本当にいろんな人にご迷惑をおかけしてしまっているので、自分が迷惑をかけてしまったと思うところにすべて謝罪に行きたいと思っています」

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