お笑いコンビの浅草キッドが８日、ＮＨＫ「スタジオパークからこんにちは」に登場。お昼の生放送で「玉袋筋太郎」を笑顔で連呼した。

　番組冒頭、ＭＣの真下貴アナウンサーから「漫才師　浅草キッドのお二人です」と紹介され、字幕も「浅草キッド」の文字が。水道橋博士、玉袋のそれぞれの名前はクレジットで表示されなかった。

　だが、水道橋博士は「ＮＨＫに出させて頂けるようになるなんて。結成当時は思いもしなかった。玉袋筋太郎ですからね」と相方を紹介。真下アナも「お昼のトーク番組に生放送で…」と感慨深げだ。

　しかし竹下景子は「玉ちゃんとしか呼べないんですよ」と、フルネームは呼べないと明かすと、水道橋博士は「玉袋筋太郎と言っちゃだめなんですか」と敢えて“玉袋”の名前を強調。これに真下アナが「生放送なのをいいことにね」と苦笑いで割って入ったが、当の玉袋は「芸名ですからね。ありがとうございます！玉袋筋太郎でございます！」と大声で名前を叫んでいた。

　ＮＨＫでは、これまで玉袋の名前は「玉ちゃん」などとぼかして呼ぶことが多く、クレジットや活字で「玉袋筋太郎」の名前が出たのは、２０１５年に出演したドラマのエンドロールが初めて。２０１３年にはデビュー曲「酔街エレジー」発売イベントで「この名前で紅白に出る」などとＮＨＫに“宣戦布告”も行っていた。