美保純「ディープな話を…昼間から」 NHK「ごごナマ」司会に意欲
NHKは9日、都内で4月から始まる新番組「ごごナマ」(月~金曜、後1時5分)などの制作担当者による説明会を行った。
1995年から22年間に亘って放送されてきた「スタジオパークからこんにちは」が3月で終了。その後を受けてスタートとする生放送番組の「ごごナマ」では、「オトナの井戸端、作りました」をコンセプトに、月~木曜日のMCを俳優の船越英一郎、女優の美保純、NHK・阿部渉アナウンサーが務める。
会見では出演者のビデオクリップが流され、船越は「皆さんが一番聞きたいお話を、根掘り葉掘り、自白させたい」とコメント。美保も「ディープな話を…昼間からやっちゃいますね。NHKなのにね」と、それぞれのキャラクターをにじませて語った。
また、金曜日は大阪のスタジオからタレントの藤井隆、濱田マリ、西川きよしのMCで放送。西川はVTRで「目玉の飛び出るようなおいしい情報を探しましてお届けします」と語っていた。
金曜日の午後3時台は「ごごウタ」としてお笑いタレント・小堺一機のMCによる音楽番組が構成されるという。
「ごごナマ」は基本的に3時間の放送枠だが、国会中継や大相撲中継、突発事項に合わせ、NHKサイドでは「ゲストなども含め、フレキシブルに対応していきたい」としている。
会見では報道陣から「ごごナマ」で、民放系ワイドショーで扱われるような芸能スキャンダルのような情報も取り扱われるのかという質問に対し、制作担当者は「(コンセプトは)井戸端会議ですので、例えば僕らが考えているのは、オリンピックで活躍した選手が帰ってきた時などは、今までのNHKは定時ニュースまで待たなければならなかったが、『今帰ってきたよ』という映像は採り入れたい」と答え、スキャンダル的な要素の放送に関しては暗に否定していた。