尾木ママ 「森友学園」籠池理事長を皮肉る 「次はどんなミスかな?」
教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏が9日、ブログで、大阪市の学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長について、「次はどんなミスかな?」「小学校設立は勘違いだったりすればいいなぁ~」などと皮肉った。
尾木氏はブログのタイトルを「履歴書詐称の疑惑はアルバイトさんのミスだそうです?」とし、「森友学園小学校の理事長さん 履歴書のトラブル アルバイトさんが聞き間違えて記載したとのことです」と学園が大阪府に資料提出した籠池泰典理事長の経歴が事実と異なる可能性があることについて言及した。
尾木氏は「愛知県の中高との推薦枠確保のウソ?は コンサルの記載ミス ずいぶんミスする人好きですよね」と皮肉り、「次はどんなミスかな?ひょっとしたら 小学校設立は勘違いだったりすればいいなぁ~ なんて願う尾木ママです」と記した。
尾木氏は8日もブログで学園側を批判。「出るわ出るわ!理事長の闇 大学の法学部卒業は違うらしい」、「土地取得に関わる疑惑 政治家がらみの疑惑 あまりに偏った教育内容、教育基本法違反疑惑」「こんな学校認可したら日本の学校の恥」などと記した。
大阪府豊中市で小学校開校を目指している学園側が、大阪府に資料提出した籠池理事長の経歴が事実と異なる可能性があることが判明。関係者によると、学園側は籠池氏が自治省(現総務省)から奈良県に出向していたとしていたが、奈良県に新卒で採用されていた。府は籠池氏が経歴を詐称した可能性もあるとみて、事実関係を調べる。
府幹部によると、学園側は籠池氏が関西大法学部を卒業し、自治省に入省した後、奈良県庁に出向したと説明。だが、関係者は、籠池氏は奈良県の行政職試験を受けて、1977年に新卒採用されたとしている。関西大の卒業生名簿では77年3月卒業だが、学部は商学部となっている。