朝ドラヒロインに葵わかな…NHKのドッキリ連発に「もう!ほんとに」
今年10月スタートの次々期NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロイン役を女優・葵わかな(18)が務めることが決定し、9日、大阪市の同局で発表会見が行われた。
同作は、吉本興業創業者の吉本せいさんがモデルで、明治から昭和を舞台にヒロイン「藤岡てん」が寄席経営を始め、笑いをビジネスにしてゆく奮闘記。
2378人が参加したオーディションで選出された葵は「きのう(合格を)聞いたばかりで、まだ受け止められていない自分がいますが、やってやるぞ!とワクワクです」と決意を語った。
最近の大阪局制作の朝ドラでは、ヒロイン決定者を「最終面談」と称して大阪に呼ぶのが恒例。しかし、葵によると今回は面談後に「監督に『次からはこうしたほうがいいね』と言われ、ダメだったんだなと思ったんです」と手が込んでいたことを明かした。
その後、一発芸の課題を与えられ、Eテレ番組の「ニャンちゅう」のものまねをしたという。葵は「友達の前ならウケなかったことがないくらいのネタなのに、誰も笑わなかった…」とこぼし、その後に合格が伝えられたことに「わけ分からず、口がふさがらなかったです。何も考えられなくなりました」と“抗議”していた。
合格したことで「もう、さすがに大がかりな嘘はないでしょうし」と安堵した様子だったが、同席した後藤高久・制作統括から「きょうの会見もエキストラかもしれないよ」とイジられると「そんなことあったら、もう!ほんとに…」と苦笑いしていた。