葵わかな “3度目の正直”でつかんだ朝ドラヒロイン 慶大合格も留年覚悟?!
今年10月スタートの次々期NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロイン役を女優・葵わかな(18)が務めることが決定し、9日、大阪市の同局で発表された。朝ドラのオーディションは3度目の挑戦で、吉本興業創業者・吉本せいさんをモデルにしたヒロイン役を射止め「やってやるぞ!ワクワクです」と元気に語った。今春から慶応義塾大学に進学予定だったが、ヒロイン合格を受け、こちらは入学前から留年ピンチとなった!?
伝説の女興行師をモデルにしたヒロイン役が、18歳の若手女優に託された。登壇した葵は「きのう(合格を)聞いたばかりで、まだ受け止められていない自分がいますが、夢じゃないんですね」と喜びを語った。
過去に朝ドラのオーディションは「べっぴんさん」などで2度挑戦するも落選。“3度目の正直”で2378人が参加した選考を勝ち抜いた。
前日の8日に「最終面談」と称して大阪に呼ばれた。面談後には落選を匂わされた上、一発芸の課題でEテレの番組「ニャンちゅう」のモノマネを披露したところ、場がシーンとなったという。その直後に合格を告げられる、手の込んだドッキリ通告に「訳が分からず、口がふさがらなかったです」と笑顔で“抗議”していた。
葵は、慶大総合政策学部に合格。今春から進学予定だったが、来春までハードな朝ドラ収録が続くことが確定した。報道陣から「留年覚悟?」と聞かれると、「4日前に高校を卒業したばかりで、入学式もまだですし。行ってみないと分かりません。あきらめてません」と元気に返した。
この日は、会見前に吉本新喜劇でおなじみの「ズッコケ」で登場する案も提案されたという。同席した制作統括の後藤高久氏が「まだ大阪でやるにはハードルが高い」と断念したことを説明すると、葵は「本気だったんですか!?」と大阪のノリに目を丸くした。
5月にクランクイン予定。大役を勝ち取った18歳は「撮影が厳しいと、ちょいちょい聞きますが、不安は一切なく、やってやるぞ!ワクワクです」とやる気をみなぎらせていた。