加藤登紀子 かまやつさん悼む「心の中にずっと残ってます」
歌手の加藤登紀子(73)が10日、滋賀県庁で6月10日に開催される「第1回びわ湖音楽祭」の会見を行い、1日に死去したムッシュかまやつさんを「心の中にずっとムッシュの姿が残っていてます」と悼んだ。
「いつも若々しかったので…」と共演したありし日を振り返り、「上の世代の方が人生を卒業していく中で、そのバトンを受け止めていきたいとの思いです」と惜しんだ。
加藤は1971年に「琵琶湖周航の歌」を発売し、70万枚の大ヒットを記録。「琵琶湖周航の歌」が誕生して、今年でまる100年となる。同音楽祭について「この歌の100歳をきっかけに、歌で人と時代をつなぐ音楽の祭典を開けたら」と説明した。「歌手、アーティストに参加して頂いて地域で活動している若い人たちと一緒に作り上げたい」と意気込み、若い世代にバトンを繋げていきたいと話した。
同音楽祭には、1月に無期限休養からの復帰を発表した歌手の宮沢和史やゴスペラーズも出演する。