前川清、元妻の娘・宇多田デビューで驚がく「え~この子だったんだ」
歌手の前川清(68)が11日放送のトーク番組「サワコの朝」(毎日放送、TBS系)で、元妻の藤圭子さんと離婚した後に、藤さんから娘・宇多田ヒカルについて、幼いころに「天才だ」と打ち明けられていたことを明かした。
前川と藤さんは1971年に結婚した。スター歌手同士の結婚として大きな話題となったが、翌72年に離婚した。
藤さんは離婚後、音楽プロデューサーの宇多田照實氏と再婚し、長女のヒカルを出産した。前川は「ある時に連絡を(くれたことが)1回だけあります。その時に、自分の子どもは天才だと(言われた)」と述懐した。
そう告げられた前川としては、その時は「分かんなかった」というが、その「天才」は宇多田ヒカルとして98年に鮮烈なデビューを果たした。「すごさを覚えたというか。身震いしたというか。え~この子だったんだ」と前川も、その才能に驚いたと振り返った。
宇多田の歌声については、藤さんと「声がそっくりですね。だんだんと(似てきた)」と評した。「(宇多田が)コマーシャルに出てらっしゃいますよね。声で、ぱっとそのコマーシャルを見る時がありますもん、同じ声ですよ。だから、そういう血というのか。なんかうれしいのと、そういう出来事があったのとを照らし合わせてみると、ああいろんなストーリーがあって、こういう歌詞が生まれて…。そういうものを感じますね」としみじみと語った。