ウエンツ、宮澤エマにキス提案も「やめていただきたい」
タレントのウエンツ瑛士(31)が12日、都内で、ミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」(4月8~30日、東京・日生劇場)の公開稽古を主演俳優の市村正親(68)らと行った。
2014年のトニー賞で4冠を達成した喜劇の日本初演。エドワード朝時代の英国が舞台で、ウエンツ演じる伯爵継承順位8番目の男モンティ(Wキャスト)が、自分より継承上位の人物を次々に殺していく物語だ。市村が殺される8人の役を1人でコミカルに演じる。
以前から市村との舞台共演を望んでいたウエンツ。市村が「前々から俺とやりたいといってたけど、避けていた」と冗談交じりに話す通りなかなか実現せず、ようやく念願かなった。ウエンツは「バラエティーやプライベートでもお世話になっている市村さんと舞台で共演し、いい刺激になっている」と充実の表情。偶然ながら稽古では同じ靴を履いて臨むなど、息の合ったところを見せた。
笑えるシーンが多いが、この日はマスコミ向けの公開稽古とあってカメラマンも多く、静かなまま進行。「皆さんお仕事があって静かな感じ。笑いがないと急に緊張感が出てきた。笑いがないとこういう空気になると、経験できた」と、本番に向け気合を入れ直した。
劇中ではシルビア・グラブ(42)とのキスシーンにも挑戦。この日はWキャストの柿澤勇人(29)がシルビアとの激しいキスを披露し、刺激されたのか別シーンで共演する宮澤エマ(28)に「俺たちもキスしようか?」と提案。「やめていただきたい」と丁重に断られていた。