ダウンタウンの松本人志がメインＭＣを務めるＡＢＣ「松本家の休日」（土曜、深夜０・３５）が１１日深夜に放送され、２０年ほど前に大阪・新世界の銭湯に野良犬が平然とつかっていたエピソードが明かされた。お笑いコンビ、バッファロー吾郎の竹若が見聞きしたもので、松本は「絶対ウソや」と真偽のほどに異を唱えたが、雨上がり決死隊の宮迫博之は「竹若はウソは言わない」と真実と認定した。

　番組は関西の街を予算１万円で楽しむバラエティー番組。大阪のシンボルとも言われる通天閣がある新世界について話題になり、共演したさだ子が「２０年くらい前、バッファロー吾郎の竹若のおっちゃんが通天閣の近くの銭湯に入った」とエピソードを語った。竹若が湯船につかっていたところ、「黒人の方が湯船につかっているように見えた」という。まだ２０年前。竹若は「黒人の方がいるのは珍しいな」と思って近くに寄ったところ、さだ子は「野良犬だった！」と話した。松本、宮迫、たむらけんじは爆笑した。

　宮迫は「竹若のおっちゃん、目が悪いからな」と竹若の視力に難があることを明かした。しかし松本は「それはウソやわ。それはウソやって！絶対ウソやって」と作り話であるのではと疑問を呈した。宮迫は「いや、竹若のおっちゃんウソつかないです」と、かつて吉本印天然素材としてともに舞台に立っただけに、竹若の人柄について冷静に話した。

　松本は「マジで！」と驚き、たむけんは「どうやって番台通り抜けてん？」とツッコんだ後、全員が「まあ、昔はねぇ」と現在はあり得ないとの意見で一致した。