新潟市を拠点とするＡＫＢ４８の姉妹グループ・ＮＧＴ４８のメンバーに、ノロウイルスによる集団食中毒が発生していたことが１７日、分かった。

　公式サイトや関係者らによると、１３日朝からメンバーやスタッフの複数名が腹痛などの体調不良を訴え、病院で胃腸炎と診断を受けた。新潟市保健所に連絡し、調査の結果、１６日にノロウイルスと断定されたという。原因は、１１日に本拠劇場で公演を行った際に食べた仕出し弁当とみられている。

　ウイルスが潜伏していたとみられる期間も、メンバーはイベント出演をこなしており、運営側は「ご迷惑とご心配をおかけすることになり、謹んでお詫び申し上げます」と謝罪した。

　発症したメンバーもすでに体調は回復しているといい、１８日に新潟市内の野球場で開催するデビュー記念イベントには、当初の予定メンバー全員が出演予定。ただ、１９日と２０日に予定していた握手会と撮影会は、ファンとの近距離接触となるために、大事をとって延期とした。