NGT ノロ直後に記念ライブ 24人全員参加で謝罪「うつらないから安心して」
新潟市を拠点とするAKB48の姉妹グループ・NGT48が18日、HARD OFF ECOスタジアム新潟で、CDデビュー記念フリーライブを行った。メンバーやスタッフの複数名が11日の劇場公演の際に食べた弁当が原因で、ノロウイルスによる食中毒に集団感染。19、20日に予定していた握手会などは、ファンと近距離接触するため中止となったが、この日は出演予定だった24人全員がステージに上がった。
公式ブログによると、この日開催に至ったのは「メンバーの体調が回復していること、ステージを離れた客席から観覧するライブイベントであることからの判断」という。
予期せぬアクシデントに見舞われた直後に迎えた晴れ舞台で、キャプテンの北原里英(25)は「食中毒の件でファンの皆様には多大なるご心配、ご迷惑をおかけしてしまい、心よりおわび申し上げます」と謝罪。ライトスタンドを埋めたファン5000人に「全員が回復に向かってますので元気でーす!!うつらないから、安心してライブを楽しんでもらえたら」と呼びかけて、「このタイミングのニュースで普段NGTの名前を聞かない層にも、変な形ですけど知ってもらえたのでポジティブにとらえます」と気持ちを切り替えた。
同球場は昨年6月の「第8回選抜総選挙」の会場で、CDデビューが発表された思い出の場所でもある。デビュー曲「青春時計」(4月12日発売)を地元初披露して、センターを務めた中井りか(19)は「どんな反応か気になってたんですが、盛り上がってくれましたし、1人でも多くの人に届けられたら」と“地域密着型グループ”として願っていた。