東国原氏、石原氏喚問の百条委を酷評「学芸会」「一体あれは何だ?」
元衆院議員の東国原英夫氏(59)が20日、ツイッターで、同日に元東京都知事の石原慎太郎氏(84)を証人喚問した、東京・豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)に関して「一体あれは何だ」「学芸会」と酷評した。
東国原氏は事前に「傍聴しに行こうと思ったが、NHKで生中継するらしい」「まぁ、どうせ、1時間くらいで新事実や真相が語られるとは思えない」と投稿していたが、百条委開催後には「今日の百条委員会、一体あれは何だ?新たな進展も成果も無い」「予想はしていたが、あれ程酷いとは」と厳しい見解を連続投稿した。
百条委での石原氏の発言に「ビックリした。記憶喪失だけでなく、妄想もか?」ともツイートした。
東国原氏は、石原都政時代に進められた豊洲市場への移転決定に関して「役人が独断でこんなビッグプロジェクトを動かす事はまず無い。そこには、政治(首長や議員)や住民や市民団体、利害関係者、既得権益等の要望・圧力・働き掛けが必ずある」と断じ「それらを追及し、解明していくのが、百条委員会の使命。あんな学芸会のような百条委員会なら何度開いても同じ。単なる、選挙用パフォーマンスにしか過ぎない」と批判した。
東国原氏は、石原氏が4選を果たした2011年東京都知事選に出馬し、169万票を獲得するも、石原氏に敗れた関係がある。2012年12月からは一時、同じ日本維新の会に所属していた。