石原氏への喚問不発 質問都議のSNSが炎上「いつまで馬鹿げたこと続けるのか」
東京・豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)が20日、移転決定時の最高責任者だった石原慎太郎元都知事(84)を証人喚問したが、質問に立った各派都議は総じて決め手に欠き、新事実や有力証言を引き出すことができず、百条委は不発に終わった。
質問に立った音喜多駿都議(都民ファーストの会)は、閉会後にツイッターに「石原慎太郎元知事の証人尋問、終了。5分では何も出来なかった…力不足を痛感」と投稿。一方で「しかし『石原都政の時代に設定した安全基準の誤りを認めては?』という質問に対して、『地下水はあまり重要ではないと思っていた』発言にはびっくり」と記した。
ただネット上の反応は厳しく、この音喜多都議のツイートに猛烈な勢いでコメントが集まり炎上状態に。「5分だから助かったのでは」「地下水って何に使うの?そんなに重要なんですか?」「いつまで都民の時間と金を空費する馬鹿げたことを続けるのですか」と厳しい意見が殺到した。
事実上、問題が放置されたまま、責任追及にも失敗したことで「早く都民ファーストに戻ってください」「物事を前に進める議論をしてください」との要求も相次いでいる。