篠原涼子、吉永小百合と初共演に光栄も“いじめ”も辞さない覚悟
女優の篠原涼子(43)が吉永小百合(72)の出演120本目となる映画「北の桜守」(2018年春公開)に出演し、吉永と初共演することが21日、分かった。制作の東映が同日、すでに発表されていた吉永と息子役の堺雅人(43)以外の主要キャストを発表した。
篠原が演じるのは堺演じる江蓮修二郎の妻・真理。吉永演じる江蓮てつの義理の娘という役どころだ。すでに主役クラスの女優として確固たる地位を築いている篠原だが、レジェンド女優との共演には緊張感たっぷり。「吉永さんの記念すべき作品に参加させていただけるということで大変光栄に思っております」と初共演に背筋を伸ばしている。
劇中では真理がてつに冷たい態度をとる場面もあり、篠原は「全力で頑張って、現場ではかわいがっていただけたら」と“吉永いじめ”も辞さない覚悟を示した。
また、俳優・佐藤浩市(56)も江蓮親子を助ける闇米商人役で出演し、吉永と初共演。「撮影所ですれ違う時に感ずる吉永さんのたおやかなたたずまいに魅了された自分が、まさか同じ現場の空気を吸えるとは」と感激している。
映画は、戦中戦後、北の大地を生きた親子の物語。2月16日に北海道・網走でクランクインし、4月から篠原らも参加して春のパートの撮影が始まる。この日はほかに、阿部寛(52)、笑福亭鶴瓶(65)、岸部一徳(70)、中村雅俊(66)、高島礼子(52)の出演も発表された。