北野武監督がNHK日曜美術館に初出演 ピカソに迫る
NHKが22日、映画監督の北野武監督が画家パブロ・ピカソの謎に迫る「日曜美術館『ピカソ×北野武』」を4月9日午前9時から放送すると発表した。レギュラー放送されている「日曜美術館」に北野監督が出演するのは初めて。
「20世紀最大の画家」と称されているにもかかわらず、私生活や作風がめまぐるしく変化するなど謎が多いとされているピカソ。芸術にも造詣が深く、ピカソの愛好家でもある北野監督が作品が配置されたスタジオに入り、新MCの高橋美鈴アナ、井浦新の質問に答えていく。
番組担当プロデューサーは、出演の経緯について「(北野監督が)個展を開いていたりして、改めてピカソのすごさを感じたと。ぜひピカソを北野さんで(放送したい)とお願いしたら、語ったことがないのでしゃべってみたいということでした」と説明した。
北野作品の特徴として挙げられる「キタノブルー」とピカソの青の時代との共通点は。名画「ゲルニカ」をどう解釈するか。そして1枚を選ぶとしたらどれか。ピカソの魅力を北野監督の目を通して探る。