北斗&健介 結婚きっかけは北朝鮮での祭典だった
元プロレスラーの佐々木健介(50)と北斗晶(49)夫妻が22日、日本テレビ系「1周回って知らない話SP」に出演。出会いのきっかけが95年4月にアントニオ猪木が主催した北朝鮮での「スポーツと平和の祭典」だったことを改めて明かした。
2人はそれぞれ同祭典にレスラー代表として参加しており、試合後、カラオケバーで催されたレスラー同士の親睦会で出会った。隣同士の席に座ったが、会話は弾まず、北斗は「暗いし、話もつまらない」、一方の佐々木は「この人、俺の奥さんになる人だ」と一目惚れだった。
当時、女子プロレスは「恋愛、酒、タバコは禁止」の“三禁”が鉄の掟で、バレれば、クビだった。
しかし、出会って12日後に佐々木が北斗を自宅に招待。手料理の玉子丼で胃袋をつかまれ、北斗も恋愛対象としてみるようになったという。
秘密裏に交際を続けるはずが、スポーツ紙で交際が公になり、2人は会見。佐々木は席上、「女子プロが三禁なのは分かっていますが、僕は彼女に納得するまでプロレスを続けさせてあげたい」と同席した全日本女子プロレスの会長に直談判。驚きの“反則技”だったが、会長は「こんなしっかりした人なら…」と“特例”として、2人の交際を認めた。
出会って40日後に2人はスピード結婚。北斗は女子プロレス界初の既婚レスラーとなった。
北斗は会見での佐々木の発言に「カッコイイ、この人(って思いました)」とにっこり。佐々木は耳を真っ赤にして照れていた。