夢アド 規約違反で自粛中の山田に「正直腹が立った」…荻野は涙
アイドルグループ・夢みるアドレセンスが22日、都内で、同日発売のベストアルバム「5(ファイブ)」の発売記念イベントを実施。今年1月から、メンバーの山田朱莉(20)が「重大な規約違反」で活動を自粛していることに改めて触れた。
イベント中盤、リーダーの荻野可鈴(21)が、「今回のベストアルバムのタイトルは『5』となっているんですが、夢アドはここまで5人で駆け抜けてきました」と発言。小林れい(19)が病気療養中ということもあり、「れいが病気になっちゃって、で、その次が朱莉と」と、山田の事件に言及した。
続いて京佳(17)が「れいちゃんは、れいちゃん自身が一番悔しかったと思うけど、朱莉ちゃんはちょっと違うよね…」と述懐。荻野が「私たちも、もちろんビックリしたけど、何より夢トモ(ファンの総称)とれいに申し訳なかった」とし、志田友美(20)も「これから5人で頑張っていこうと思っていたところにああいうことがあったから、私は正直、腹が立ったね」と正直な心境を吐露した。
その上で荻野は「本当の本当のところでは、まだ悔しい気持ちもあるんですけど、このタイトルを見たときに、やっぱり夢アドは5人で作り上げてきたものなんだなと改めて思いました。なので、今日、この日だけは、アルバムを出したことを5人で一緒に喜びたいなと思っています」とファンにアピール。「れい、朱莉、アルバム出せたよ、やったね、良かったねって言うことにします」と、涙ぐみながら話すと、500人のファンから大歓声が上がった。
この日、あえて山田について触れた理由を、荻野は「ファンの方も気になっていると思うんです。山田のことにはあまり触れてこなかったので…。大事なリリース日なので、そこはちゃんとお話しておきたいと思って」と説明。今後の活動については、荻野は「いろいろあったけど、れいの場所を守りたいという気持ちはずっと変わらない。れいを待つために頑張っているので、とにかく進むしかない。少しでも大きい会場でれいを待ちたい」と、小林の復帰を願い、京佳は「最近は心苦しいニュースが多かったので、明るいニュースをお届けしたい。アイドルってそういうものだと思うので」と笑った。