緒方かな子さん、高2次女モデルの油絵で特別賞 緒方監督での新作構想も?

 緒方かな子さん(左)が次女をモデルに手がけた作品「夏休み」=東京・国立新美術館
緒方かな子さんが次女をモデルに手がけた作品「夏休み」=東京・国立新美術館
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 プロ野球広島カープ・緒方孝市監督(48)の妻でタレント・緒方かな子さん(44)が美術団体・白日会が主催する公募展「第93回白日会展」で特別賞「オンワードギャラリー賞」を受賞し、22日、東京・国立新美術館で作品をお披露目した。

 6度目の出品となったかな子さんは「夏休み」をテーマに高校2年生の次女(17)が和室に座る姿を油絵で描いた。製作期間は約2年。通常の倍の時間がかかったが「納得がいかず粘って全力で描いた。認めていただき、うれしい」と喜んだ。

 幼少期から画家に憧れていたが1990年の芸能界デビュー以来多忙で筆を執る時間がなかった。96年の結婚を機に戻った地元・広島で本格的に描き始めた。絵を描いている瞬間は「幸せで集中している」といい「神ってる?いえいえ」と笑顔。夫がキャンプに出向く2月が勝負といい「最初に出品した11年は腱鞘(けんしょう)炎に。今回はペース配分が分かってたので大丈夫でした」と笑顔。監督を描いた新作構想もあり、「今度は何か考えている絵を描きたい」とタクトを振る姿などを思い浮かべた。なお、日本がWBCで決勝進出を逃したことには「残念です。イケると思ってたんですけどね」と語った。

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