芳根京子 「ひよっこ」有村架純に“朝ドラヒロインの極意”伝授
4月1日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン・芳根京子(20)と、同3日スタートの次作「ひよっこ」のヒロイン・有村架純(24)が23日、東京・渋谷の同局で、バトンタッチセレモニーを行った。朝ドラ恒例のイベントで、作品の舞台にちなんだプレゼント交換では、芳根が神戸ビーフを用意。有村は昨年9月のロケで自ら刈り取った米と、北茨城の名産品であるわら納豆、トマト、イチゴ、あんこうなど、“絶品詰め合わせ”を贈った。
5人前で計2キロのステーキ肉を受け取った有村は、「まさかお肉をいただけるとは。スタミナがつきそうでうれしいです」と感謝。海外にもその名をとどろかせている高級ブランド牛とあって、お値段も気になるところ。三鬼一希チーフプロデューサーには報道陣から「朝ドラ史上、最高額のプレゼントでは?」と向けられたが、「NHKですし、無粋なので勘弁してください。ちゃんとお支払いしています」と“企業秘密”とした。
前回のセレモニーから使用されている本物のバトンも渡された有村は、「芳根さんがいっぱい頑張ってきたことを受け継いで、最後まで走り抜けたい」と決意を新たに。9カ月間にわたった長丁場の撮影を2月28日に終えた芳根は「寝られるときに、たくさん寝てください。毎週90分の台本が来るのは、読む時間がなかったり、苦しい瞬間もあったんですけど、寝ないとダメだなって思ったので」とアドバイス。実体験を元に“ヒロインの極意”を授けていた。