松井知事 籠池氏から「怒りの対象」単枠指名に「逆恨みやと思うけど、かわいそう」

 大阪府の松井一郎知事=日本維新の会代表=が24日、学校法人「森友学園」を巡る問題で、国会の証人喚問を受けた籠池泰典理事長から怒りの対象として名指し批判された件で、「欠席裁判で人のことをけなさないで欲しい。もう証人喚問で話したほうが早い」と自身を証人喚問するよう強く求めた。大阪府庁で記者団の質問に答えた。

 23日に籠池氏は証人喚問で、野党議員の質問に「怒りを覚える政治家は?」と聞かれ「大阪府知事です」と2度回答した。

 これに松井氏はSNSに「逆恨みはやめていただきたい」「意味不明」と投稿していたが、この日は「きのうは公務がなく、証人喚問を見てめちゃくちゃ頭にきてましたが、一晩寝たらかわいそうになってきた」と述べた。

 籠池氏の発言について「当たるところは僕しかないんやね。会ったことも、しゃべったこともない人に、あれだけ当たられるのは逆恨みやと思うけど。これも知事の役割かなと。ギリギリまで追い詰められて、痛々しい、かわいそうな気持ちになってます」と語った。

 籠池氏が、国有地を格安で取得した場所で開設を目指した小学校の認可申請を取り下げた件については「ハシゴを外されたようなことをおっしゃっているが、府は取り消しありきでなく、教育庁も開設できるよう(問題発覚後の3月9日に)学校まで出向いて、誠意ある書類差し替えを求めたのに、書類を出すことなく、職員の写真を撮ったり、真摯な対応をしなかった」と指摘。「自分で協議の場をぶちこわしておいて、ハシゴ外されたは違うんじゃないのか」と述べた。

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