竹田恒泰氏、籠池氏に寄付せがまれた過去「本当にしつこい、ガンガンくる」
明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏が24日、フジテレビ系「バイキング」に生出演し、森友学園問題に揺れる籠池泰典氏について、過去、森友学園で講演した経験をもとに「本当にしつこい。ガンガンくる」と人柄を説明した。
番組では、23日に証人喚問された籠池氏について特集。その中で安倍首相夫人の昭恵さんが100万円を同校に寄付したのか否かについても議論した。その中で竹田氏は「私も籠池さんから寄付してくれと何度も言われた」と、過去、籠池氏本人から寄付を要請されたことを明かした。
竹田氏は何度か森友学園に講演に出向いた時に「寄付、何なら役員、名誉校長にも」と言われたといい「本当にしつこい。ガンガンくる」とその手法を評した。
竹田氏は寄付、役員を断った理由について「お話も聞いたが、お金の集め方が乱暴。まだ先の話なのに(寄付は)今週ですか?来週ですか?と、借金取りに追われているような気がして」と、せかされることに違和感を覚えたといい「断ったら、勝手に小学校の推薦人の言葉として使われた。勝手にそういうことする人」と籠池氏への不信感をにじませた。
また、昭恵夫人と頻繁にメールのやり取りをしていた籠池氏の妻についても「このご夫人が結構キツイ」とコメント。竹田氏は講演先で自著を売っていたというが、一度、学園側と竹田氏の事務所に行き違いがあった際に「今回、竹田さんの本は売らせません!」とキツく言い渡されたという。「私は呼ばれて行っているのに。でもケンカしても仕方ないのでいいです、と言っておいたが」と、そのキツい物言いに辟易した様子だった。