こまどり姉妹の姉 未婚の母を告白 妹は末期がんで死の宣告受けた過去
双子の演歌歌手「こまどり姉妹」が24日、関西テレビで放送された「怪傑えみちゃんねる」に出演。姉の栄子(79)が42年前、未婚のまま女児を出産していたことを明かした。子供の話題になり、栄子が「私は1人産んでるんですよ」と衝撃告白した。
今年で芸歴58年になるこまどり姉妹。妹の葉子(79)は33歳の時に両方の肺に計7カ所がんが見つかり、「末期がんで死ぬと言われた」(葉子)という。
死の宣告を受けた葉子が、栄子に「私が死んだ後、寂しいでしょうから、結婚する前に子供産んで、私だと思って育ててね」と頼んだことも明かされた。
栄子は「(葉子が死んだら)歌をやめて、結婚しようと思ったんだけど、この人(葉子)が死なないで、生きてきたんで、もう1回仕事をやらないとダメだなー、って(思って)結婚やめたんですよ」と告白。「45年ですよ、(それから)生きてるのー」と笑顔で語った。
当の葉子も「こんな日が来るとは思わなかった。末期がんと言われて」と話し、当時、ドイツから入った新薬を「実験台」として試したことも告白。葉子の前に100人試したが、100人全員が死んでいたそうで、「だから私が101人目で生き返ったんですよ」と淡々と語っていた。