上沼恵美子「私は堕ろされたかもしれない女」
タレント・上沼恵美子が24日、司会を務める関西テレビ「怪傑えみちゃんねる」(金曜、後7・00)で、「私は堕ろされたかもしれない女」と打ち明けた。
“この場を借りて言わせてもらいますSP”として放送されたこの日の同番組。上沼は「私は堕ろされたかもしれない女ですから」と切り出した。
「うち、貧乏というか、父が銀行に勤めてた出世できない人で、3人目なんで(私ができた時)、父から『堕ろしてこい』って言われて、母は堕ろしに行ったんです」と父親からから第3子の中絶を命じられ、母親が病院に行ったことを明かした。
母親は手術を受けるため病室に入ったが、「もう1日考えさせてください」と手術を受けずに帰宅。すると、父親に激怒され、翌日再び病院へ。しかし、やはり堕ろすことができず、父親に「この子は私が育てます」と宣言し、産むことを選んだ。上沼は母親からその話を聞かされたという。
上沼は実姉と漫才コンビ「海原千里・万里」としてデビュー(上沼が千里)。1977年、結婚を機に、コンビを解散し、ソロで活動している。