好角家の市川海老蔵、照ノ富士の相撲をバッサリ 「寂しい内容」
歌舞伎俳優・市川海老蔵が26日、自身のブログで、27日の千秋楽で2度目の優勝が懸かる大関照ノ富士の“変化”に注文を付けた。
大相撲春場所14日目、琴奨菊との一番で右への変化からはたき込みで勝利した照ノ富士だが、なりふり構わないその相撲には、歌舞伎界随一の好角家である海老蔵も一言言わずにはいられなかった。
「10番勝てば大関復帰の琴奨菊さん。昨日の時点で1つも負けられない状態でした、優勝争い中の照ノ富士さんとの一番、立会い、照ノ富士さんのマッタ!にて、立会い!照ノ富士さん右へ変化、琴奨菊さん、気持ちが勝つ!になっている分、気合いの立会い!そこを変化…うーん、寂しい内容でした、みていてさみしかった」とバッサリ。
さらに琴奨菊の心中を思いやり、「これにて琴奨菊さんの大関復帰は来場所にはかなわず…そういう大切な一番での変化はね、ありか?なしか?!問われてますね」と、大関の相撲に注文を付けた。
一方、その照ノ富士と優勝を懸けて対戦するのは、新横綱稀勢の里。右肩周辺のケガが心配されているが、「稀勢の里さん。大丈夫なのかしら、心配です。責任感の強い方だから、強行出場されてますが、昨日の鶴竜さんとの一番はかなり不安になる内容でした。未来のために無理して欲しくないな、がファンの気持ち」とつづっていた。