内山信二「ゴムの木詐欺」と「カニ漁船詐欺」にあった 一銭も返らず
俳優でタレントの内山信二(35)が26日、カンテレの「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演し、二十歳のころに「ゴムの木詐欺」と「カニ漁船詐欺」の被害にダブルであったことを告白した。
内山は子どもタレントとして10歳のころにはピークを迎え、最高月収は3000万円だったこともあった。その内山が二十歳で体験した「ゴムの木詐欺」について語った。知人と東京・銀座で飲んでいた時に羽振りのいい男性が現れたという。運転手付きのロールスロイスに乗り、腕にはダイヤがはまったロレックスが光っていた。男性は「仕事は投資をしている。内山くんもやってみないか」とすすめた。
男性は「これからゴムの木がなくなるからゴムの木を買わないか」「タイにゴムの山がある。一口100万円から。1000万や1億や10億になることもある」とすすめた。
内山は「正直怪しいと思った。でも、こんなに羽振りのいい人が僕から100万をだましとるとは思わなかった」と振り返った。結局、100万円を投資。最初の頃は1カ月ごとに絵はがきが届いた。タイにあるゴムの山についてのものだった。しかし、ハガキは半年で来なくなった。
内山の知人は2000万円を投資していた。やがてその男性とも連絡が取れなくなった。知人とタイに行き、あるはずのゴムの木の山を見に行ったらなんでもない木しかなかった。男性は逮捕されたことが判明。100万円は一銭も返ったこなかった。
「カニ漁船詐欺」について内山は「六本木でうわさになった詐欺です」と明かした。一口30万円で、最悪でもタラバガニが10杯くらいもらえるとの話だった。投資したがカニは届かず、お金も戻らない。すすめた人物は3カ月くらいして逮捕されたという。