次期NHK大河、「蒲田行進曲」の3人が共演 風間杜夫、松坂慶子、平田満

 瑛太(左)の話に笑顔の鈴木亮平
 (前列左から)桜庭ななみ、瑛太、鈴木亮平、黒木華、塚地武雅(後列左から)平田満、風間杜夫、松坂慶子、渡部豪太
 登壇する(左から)風間杜夫、松坂慶子、平田満
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 俳優・鈴木亮平(33)が主人公・西郷隆盛役を演じる2018年度NHK大河ドラマ「西郷どん」の共演者発表が27日、都内で開かれ、風間杜夫(67)、松坂慶子(64)、平田満(63)が3人そろって共演することになった。風間は、西郷隆盛の父・吉兵衛役、松坂は母・満佐子役、そして平田は大久保一蔵(利通)の父・大久保次右衛門役で出演する。

 3人は映画「蒲田行進曲」で共演。風間は「すごくいろんなことで縁を感じてる。もっともすごいのは、松坂と平田くんと3人が座っているということ。長く役者をやっていると、こういうこともあるんだなと思った」と感慨深く語った。「この先はないね」と、冗談交じりだが、これが最後の3人共演となる可能性もある。

 桜井賢担当プロデューサーによると、今回は、まず西郷隆盛を支える「肝っ玉母さん」にふさわしい母親役として松坂の起用を決め、ダメおやじ役に「味のある人間味がある方」として風間が決定。その流れで平田の起用が決まった。「偶然です」とはいうものの、意識した起用であることをにおわせた。

 3人の共演には、主演の鈴木亮平も「学生の時、役者を目指している時、『蒲田行進曲』という映画を見て、すごく衝撃を受けた。次の日から仲間と3人のモノマネをしていたことを覚えています。まさか、その3人と家族として共演できるのは夢にも思っていなかった」と大喜び。そして「ファン目線でなく、思いっきり家族として大先輩に胸を借りるつもりで相撲を挑んでいけたら」と、大先輩との夢の共演に体当たりで臨む覚悟を語った。

 ほかに西郷隆盛の盟友でライバル・大久保一蔵(利通)役に瑛太。西郷の3人目の妻・岩山糸役に黒木華、西郷家の長女・琴役に、大河初出演となる桜庭ななみ、西郷家の次男・吉二郎役に渡部豪太、西郷家の下男・熊吉役に塚地武雅が出演する。

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