渡瀬さん“不在”で1クール放送 テレ朝「9係」
テレビ朝日の定例社長会見が28日、都内の同局で行われ、早河洋会長兼CEOが14日に亡くなった俳優の渡瀬恒彦さん(享年72)に感謝を述べた。また、4月から新シリーズが始まる「警視庁捜査一課9係」について、「今回は主人公不在という設定になりますが、5人のレギュラーで頑張っていただいて、番組を1クールは放送する予定でございます」と主役不在のまま、放送することを発表した。渡瀬さんは亡くなる直前まで病床で「9係」の台本を手に出演に意欲を見せていた。早川会長は「その気持ちを大事にしまして」と説明した。
また、今月22日に最終回が放送された「相棒season15」で、昨年12月の薬物疑惑報道をきっかけに芸能界を引退した成宮寛貴氏(34)が回想シーンで登場したことについて、「成宮くんを登場させたというか、資料映像的に登場したということです」と演出意図を説明。「彼に、刑事訴追とか、そういうものはありませんし、(過去の出演映像の)使用について問題ないと判断いたしました」とした。