TBS 「ビビット」の「やらせ」を謝罪 社長「大変不適切な内容」
TBSの定例社長会見が29日、同局内で行われ、武田信二社長が同局系の情報番組「白熱ライブ ビビット」(月~金曜、前8・00)の「やらせ」について謝罪した。
問題となったのは、今年1月31日、多摩川の河川敷で生活するホームレスを取り上げた放送。多くの犬を飼育するホームレス男性を「犬男爵」「人の皮を被った化け物」とし、男性が取材に対して声を荒らげる場面が流れた。だが男性は後に同局に頼まれての演出だったと発言した。
武田社長は「現場に、事実関係や、どういう経緯でああなったかと確認している。大変不適切な内容だったと思っています。関係者の方には、改めてお詫び申し上げたいと思っています」と謝罪。BPOに報告し、社内教育や企画内容のチェックを徹底するよう現場に指示したという。