サイレントコメディー・デュオ「が～まるちょば」が１日、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属後初めてとなる舞台に臨んだ。この日は、なんばグランド花月で４ステージに出演。出番後には国際派らしく、世界規模の野望を明かした。

　２人は、３月末に個人事務所から、マネージャーらとよしもとに移籍していた。これまで３５カ国でパフォーマンスを行ってきた国際派で、現在も海外公演と国内公演を並行して行っている。

　ＨＩＲＯ－ＰＯＮ（年齢非公表）はこれまではヨーロッパでの公演が多かったと振り返りつつ「吉本マネーを利用して海外いろんなところに足を伸ばせれば」とニヤリ。「吉本の芸人さんたちと一緒に海外に行って、日本の笑いっていうのを世界に届けられれば」と夢を話した。

　ケッチ！（年齢非公表）は脳科学者・茂木健一郎氏の発言に端を発した「日本の芸人は終わっている」騒動について「僕、実は凄いツイートしたかったんです」と述べ、持論を展開。「日本の芸人は日本語がネックになって海外に行ってませんけど、偏差値としたら、海外でも日本のお笑い偏差値は高い」と断言した。その上で、笑いの質も高いと話し、「初心に返って勉強させてもらいたいですね」と“新天地”での活躍に決意を新たにした。