星野源 村上春樹氏超えた? エッセー集発売イベント店で売り上げ勝っちゃった 

 歌手、俳優、文筆家として活躍する星野源(36)が2日、都内でエッセー集「いのちの車窓から」(KADOKAWA刊)の発売記念トークイベントを行った。イベントは三省堂書店池袋本店での購入者を対象に行われたため、同店での売り上げは約6600部。作家・村上春樹氏(68)の最新作「騎士団長殺し」を上回ったという。抽選の倍率は44倍で、昨年出演したTBS系のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」から続くフィーバーはまだまだ収まりそうにない。

 星野がついに“世界のハルキ”を超えた!?

 「逃げ恥」のオープニングで披露した恋ダンスが大きな話題となったこともあり、昨年後半から星野のファン層は一気に拡大。この日のトークイベントは三省堂書店池袋本店での購入者が対象だったが、2月17日から3月17日までの予約期間に購入者が殺到した。

 定員150人に対して応募(=購入者)は6593人。関係者によると、同店での「いのちの-」の売り上げが、ベストセラーとなっている村上氏の「騎士団長殺し」を上回ってしまったという。「いのちの-」の初版は12万部で、3月30日の発売前に6万部の増刷も決まっている。合計18万部のうちの約3・7パーセントを1店だけで稼ぐという形でファンの熱量を示した。

 フィーバーはとどまるところを知らないが、星野自身はマイペース。トークでは仲良しの俳優・大泉洋(44)が「逃げ恥」の大ファンであることを明かし、「食事をした時にすごい緊張してて、ぼくを見て『平匡(ひらまさ、星野の役名)さんだー』って照れてましたね」と笑わせた。“プラチナチケット”を手に星野を間近に見たファンは小声で「やばい」を連発するなど興奮。質問しながら感激で涙ぐむ場面もあった。

 「いのちのー」は星野が雑誌「ダ・ヴィンチ」で14年12月から連載しているエッセーに書き下ろしを加えた1冊。この日は同書が中国語に翻訳され、台湾で出版されることも発表され、フィーバーは海外に波及している。

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