伝説のグループ「ハナ肇とクレージーキャッツ」のリーダー、故ハナ肇さんの強烈なエピソードを、ハナさんの後輩でタレントのモト冬樹が３日の公式ブログで明かしている。

　ビジーフォーがハナさんの依頼で、ロイヤルゼリーの訪問販売会社のパーティーでライブを行った時のこと。受けがあまり良くなく、ハナさんがステージに突然上がってライブを中断させると、客に「なんでうけないんだー！ビジーフォーの面白さがわからないやつに商品なんかうれるわけがない！」と怒鳴り、ビジーフォーに「さぁどうぞ」と言って降壇したという。

　モトは「さぁどうぞと言われても　客の雰囲気は最悪だ　なにかやってわざとらしく笑われてもうれしくないし　きちんと仕事はこなしたもののなんか割りきれない気持ちが残った　お笑いをやってる最中に　お客に　なんでうけないんだ　はないよね　今となっちゃハナさんらしいいい思い出だけどね」と振り返っている。

　モトは３月１９日のブログでも、ハナさんが自宅で「クレージーのビデオを見せてやる」とビデオデッキをいじっていたが、うまくいかずにビデオテープを引きちぎったというエピソードを披露。同２０日のブログでは、妻が娘と口げんかして泣いてしまったところ、娘に「出ていけ！」と怒鳴ったという愛妻家エピソードを明かしている。