Eテレ「バリバラ」 乙武氏“懺悔?”にオネエ活躍の謎探究も…攻め企画続々
NHK大阪放送局の定例局長会見が6日、大阪市内で行われ、同局制作で攻めの企画が話題のEテレ「バリバラ」(日曜、午後7・00)の今後企画が発表された。
9日の放送では昨年、不倫騒動を起こした作家・乙武洋匡氏(41)が登場。タイトルは「目を覚ませ乙武さん バリアフリーのために」。番組告知によると、マイノリティーについて発信を続けてきた乙武氏が「障害者の“清く正しい”というイメージが、自らのスキャンダルで損なわれ、謹慎生活を経たものの、自分の役割をいまだ悩んでいる」として、これまでの活動を振り返り、新たなスタートを切ってもらうという。
また4月30日には、生放送ではるな愛らが出演。「検証!“オネエ”問題 なぜバラエティーには“オネエ”ばかりでるの?」を特集。マツコ・デラックスやミッツ・マングローブらが活躍する状況を受け、「差別と偏見のないLGBTの描き方」について考えるという。
同番組は「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティーの人たち」をテーマにしたバラエティー番組。攻めの企画が話題で、昨年8月には日本テレビ系「24時間テレビ」の裏で、障害者と感動ストーリーが結びつけられる構図に疑問を投げかけた。