上方演芸界で最も長い歴史を持ち、今年で５２回目を迎える「上方漫才大賞」の奨励賞候補５組、新人賞候補７組の発表会見が６日、大阪市内で行われた。新人賞候補には「尼神インター」「アルミカン」の女性コンビ２組が昨年に続きノミネートされ、早くも会見ステージで火花を散らした。

　壇上で「ま～た、尼神がおるやん！」「今年こそ決着つけたる！」と互いに応酬。

　尼神・渚（３２）から「クソブス」と毒づかれたアルミ・赤阪侑子（３３）は「メガネ取ったら一緒！」とモメはじめ、そこにブスキャラでブレーク中の尼神・誠子（２８）が「あのね、あのね」と割って入り「みんなブス！！」と一喝。これに、“かわいすぎる女芸人”ことアルミ・高橋沙織（２８）は「ええっ、私ブスじゃないでしょ～怖かったぁ～皆ヨシヨシしてね～」とブリッ子ネタで、同類扱いを断固拒否していた。

　「上方漫才大賞」は５月６日に大阪・オリックス劇場で大賞が発表される。奨励賞、新人賞は当日に漫才ネタを披露して争われ、午後３時から関西テレビとラジオ大阪が生中継する。

　奨励賞候補は「アキナ」「スーパーマラドーナ」「なすなかにし」「吉田たち」「和牛」の５組。

　新人賞候補は「尼神インター」「アルミカン」「霜降り明星」「トット」「ネイビーズアフロ」「ミキ」「見取り図」の７組。