石井ふく子氏 京唄子さんの訃報に悲痛 「またお一人逝かれて本当に寂しい」
TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー・石井ふく子氏(90)が7日、同ドラマに出演した京唄子さんが亡くなったことに、同局を通じて故人への思いを語った。
京さんは1993年から同ドラマに出演。突然の訃報に「スタッフからお亡くなりになったと知らせを受けて驚きました。たくさんの経験をされて、色々なことをご存知で、活躍された方がまたお一人逝かれて本当に寂しい思いです」と悲痛な心情を表した。
京さんは本間病院の医院長・本間常子として出演。93年4月15日スタートの第2シリーズから登場し、最終シリーズの第29回(11年5月19日放送)が最後の出演となった。
石井氏は「ドラマのリハーサルに明るく大きな声で挨拶をして入ってこられ、皆に元気を運んでくれるような存在でした。勢いのいい方で大阪弁のお芝居が個性的で素敵でした。服装も華やかでいつも綺麗な帽子を被っておられた姿が思い出されます」と回想した。
「渡る-」は1990年から2011年までレギュラー放送。その後は特別ドラマとして放送している。