木村拓哉 アドリブ気づいたMBSアナに感謝 「読み取って下さる方がいた」

 元SMAPの木村拓哉(44)が7日、MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」に出演し、主演映画「無限の住人」(29日公開)で監督にも誰にも伝えなかった一瞬のアドリブシーンがあることを同局の福島暢啓アナ(30)が気づいたことに、「感謝します」と礼を述べた。

 同作は木村が「不死身の侍」を演じ、「世界へ向けて放つ、ぶった斬りエンタテイメント誕生」と期待が高い。福島アナは木村に対面してあいさつ。自身が絵画が得意であることを伝え、同作で木村が「かっこいい」と思ったシーンを描いてきたと述べた。

 木村に見せた絵を福島アナは説明。木村の後ろにいる少女に殺しの瞬間を見せないように、木村が自分の着物のそでで少女の視界をさえぎったシーンだった。福島アナは「この人すごく優しいんだと思った瞬間でした」と意図を述べた。

 木村は感心したように笑い、「すごいうれしいです。ちゃんと読み取って下さっている方がいて。ほかにアクションシーンいっぱいあったはずですけど。これは撮影していて、こうしないとダメだと思ってやったことです」とアドリブでの演技だったことを明かした。

 続けて木村は「いくらあの時代の背景でも、あまりにも残忍な殺め方を目の前でする環境だったので、その瞬間を見せたくないと思ってやってました」と役になりきっていたことを述べた。

 福島アナが「とっさにやったこと?」と尋ねると、木村は「はい」と応じ、「すっごいうれしいです」とまたも「うれしい」と話した。続けて、「ぼく、監督にも言ってないですし、現場で…『あいつ、何したんだろう』と。OKはもらいましたけど。あの一瞬のことに、現場で誰にも話していないんです。ここに来てこの話をさせていただいて」とすっかり早口モード。「あの一瞬…色んな容量がある中であの一瞬を切り取って下さる人が本当にいてくれるんだなと逆に感謝してます」と、にこやかに話した。

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