浅田舞、出演劇団が真央に興味「ちょっと待って!」 池谷直樹に突っ込み
現役引退を表明した女子フィギュアスケート浅田真央(26)の姉・浅田舞(28)が11日、横浜市内で出演舞台「SAMURAI ROCK ORCHESTRA AMAZING八犬伝」の公開稽古の後に取材に応じた。元体操選手の池谷直樹が演出を手がけ、元スポーツ選手が多数出演する舞台で、真央への劇団入団オファーに前向きなリアクションを見せた池谷に対し、舞が突っ込みを入れる一幕もあった。
「サムライロックオーケストラ」は12年に池谷が主宰し、体操、新体操、ラート、バトントワリングなど様々な種目の元選手を集め、セリフのないアクロバットミュージカルとして立ち上げた演劇集団。毎年新作を創作し、今年度は「AMAZING八犬伝」(28日、29日、ディファ有明)。昨年度は「マッスルミュージカル『ふしぎの国のアリス』」を上演し、舞は昨年アリス役を務め、今回は悪役としてインラインスケートで踊るシーンもある。
真央に同劇団入団のオファーを出すかと水を向けられた池谷は「それはね!」と声を弾ませて前向きなリアクション。これに舞がすかさず「ちょっと待ってください!」と突っ込みを入れる和気あいあいとしたやり取りもあった。昨年の舞台には真央は観劇に訪れていたといい、「舞台は私が立って、妹は見に来てもらえたらうれしいです」と語った。
今後、真央には表現者としてのオファーが多く届くことも考えられる。「(サムライロックオーケストラで)舞台初挑戦させてもらえたり、ほかのお仕事もそうですけど、これからの人生の方が長いのでいろんなことを姉妹ともども挑戦して経験していけたらなと思います」と2人それぞれ、さまざまな分野に挑戦していく願望もかいま見せた。