NMB48・薮下柊が卒業コンサート「柊の笑顔忘れんといてな」
NMB48・薮下柊(18)の卒業コンサート「いつまでもしゅうの笑顔を忘れない」が11日、大阪・オリックス劇場で行われた。薮下は「NMB48に入って、奇跡的な出会いを数え切れないくらいして、宝物が増えました」と笑顔いっぱいにスピーチした。
大の虎党の薮下は、夢がかなったという甲子園での始球式を振り返ると、山本彩(23)らメンバーとともに「六甲おろし」を歌唱。歌い終えるとジェット風船が飛び交うなど“らしさ”全開の卒業コンサートとなった。
アンコールでは“なぎしゅう”としてコンビを組んできた渋谷凪咲(20)と「桜の花びらたち」をデュエット。涙で歌詞を詰まらせる場面もあった。
それでも「今日は世界中で1番笑ってるやつになろうと思います」と冒頭で宣言した通り、ファンへのあいさつでは再び笑顔。「今まで色んなことを一緒に頑張ってきて、色んな夢をかなえて、私に夢を託して、同じように喜んで、同じように悲しんでくれて本当に本当に感謝しています」と深々と頭を下げた。「皆さん、柊の笑顔忘れんといてな。絶対やで。ありがとうございましたー。大好きー」と笑顔でメッセージを送った。
全29曲を披露した薮下は、19日のNMB48劇場での卒業公演をもって芸能界を引退し、今後は学業に専念する。「これまでやってきたことは自分にもファンの方にも残ってると思う。胸を張って新しい道に進みたいと思います」と力強く語っていた。