歌手の加藤ミリヤ（２８）が１１日、東京スカイツリーで最新アルバム「Ｕｔｏｐｉａ」の発売記念イベントを行い、写真週刊誌「フラッシュ」で“妻子ある男性との交際”を報じられたことについてコメントを発表した。男性に内縁の妻と子供がいたことを知らされておらず「既に別々の道を歩んでおります」と破局を公表。恋愛ソングの女王はアルバム収録の３曲を歌い上げ、誰かを思う歌詞が雲空の展望台に切なげに響いた。

　１１日発売の「フラッシュ」が「禁断の恋路」と題して、加藤のスキャンダルを報じた。同誌は、４月上旬に静岡県・伊豆の修善寺で３０代後半の料理人とお泊まりデートする様子を伝えている。だが、交際を始めた２年前には男性は既婚者。その後離婚したものの、現在は別の女性と内縁関係で、２人の子供と暮らしていると伝えた。

　この日、加藤はコメントを発表。「私自身も今まで知らなかった情報を知る事となり、真剣に付き合っていたからこそ、報道のあった男性とは既に別々の道を歩んでおります」と破局を明かした。関係者によると、報道で男性に家族がいることを知り、大きな衝撃を受けているという。

　楽園を意味するアルバムタイトルにちなみ、地上３５０メートルの展望台でのイベント。あいにくの雨で窓の外は真っ白だったが「雲の上のような気持ちで１曲１曲歌っていきたい」と楽しんだ。公開中のディズニー映画「モアナと伝説の海」のエンドソング「どこまでも」など３曲を熱唱。愛し合う男女の歌もあり「私たちもいろんな日々があって、いろんなことに影響を受けすぎて、疲れちゃったりもあって…。ユートピアは夢の世界。みんなが自分の人生って素晴らしいと思えるアルバムになっていると思います」と意味深にアピールした。