小林幸子 NGT48のデビューイベントに登場 ラスボスに2千人がどよめき
新潟市を拠点とするNGT48が12日、デビュー曲「青春時計」を発売し、同市内で、記念イベントを開催。新潟出身の歌手・小林幸子(63)がお祝いに駆けつけた。ミニライブで同曲など3曲を歌い終えて、締めのあいさつをしていたところ、「ちょっと待った~!」の声と共に、“ラスボス”が降臨。サプライズ演出に、メンバーとファン2000人からは、どよめきが起こった。
故郷で第一歩を踏み出したフレッシュなアイドル集団を、小林は「新潟をしょっていけるグループとしてやってほしい。ホントにいい娘たちです。親心で心配ですけど、ものすごく期待できる」と激励。新潟の花・チューリップの花束と一升餅で記念日を祝福し、「私のデビューは53年前ですから。初々しいな」と目を細めた。キャプテンの北原里英(25)は「これからは新潟の母です!」と大先輩の心遣いに感謝した。
小林は飛躍の条件に「健康管理」を挙げたが、NGTのメンバーとスタッフに先月、ノロウイルスによる集団食中毒が発生。北原は「食中毒にならないように…こないだなったんです」と苦笑いを浮かべた。
デビュー曲でセンターを務める中井りか(19)は、「オーラをまとって、自信満々にステージに立つにはどうしたらいいですか?」と質問。百戦錬磨の小林だが「いつもドキドキで、緊張するわよ」と打ち明けて、「一生懸命練習しての失敗は仕方ない。いつも前向きに、自分を信じて」と金言を授けていた。