俳優の鈴木亮平が主演する２０１８年度のＮＨＫ大河ドラマ「西郷どん」の新たな出演者が１２日、都内の同局で発表された。

　主役の西郷隆盛の「先生」とも言える赤山靱負役を演じる沢村一樹は、作品の舞台となる鹿児島県の出身。「父親の墓参りで帰ったばかりなんですが、会う人会う人から『あんた“西郷どん”は出らんのね？』と聞かれて、ごまかしてきた」と笑った。下ネタ好きの「エロ男爵」というキャラでも知られるが、放送中のＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」にも出演しているだけに、現在は封印中。大河に向けて「来年も完全封印を持続したい」と誓った。

　昨年の「真田丸」に続く大河出演となった斉藤由貴は「『え、また？いいのかな』と思ったのは事実です」と珍回答。北川景子が演じる篤姫の教育係・幾島役だけに「北川さんと常に一緒にいることになると思うので、来年１年は眼福と言うことで楽しみたい」と話した。