北川景子 身の引き締まる思い 「西郷どん」18年度大河でNHKドラマ初出演
女優の北川景子(30)が、2018年度のNHK大河ドラマ「西郷どん」で篤姫役を演じることが12日、都内の同局で発表された。NHKのドラマに初出演となる北川は「身が引き締まる思いです」と緊張気味に語った。
また、北村有起哉(42)、高橋光臣(35)、堀井新太(24)、高梨臨(28)、沢村一樹(49)、斉藤由貴(50)、鹿賀丈史(66)、小柳ルミ子(64)の出演も発表された。
30歳を迎え、女優としてさらに花開く北川に、待望の大舞台が訪れた。同局での会見に出席した北川は「いつか出演させていただきたいと、目標として心の中で思っていた大河ドラマにたずさわることができ、とても光栄に思っています。同時にとても身の引き締まる思いといいますか、とても緊張しています」と胸の内を明かした。
北川が演じる篤姫は、08年の大河で宮崎あおい(31)がヒロインとして演じた役。今作では、主演の鈴木亮平(34)が演じる西郷吉之助(隆盛)との恋模様も描かれるという。著名ながら新たな一面も求められる大役に、「先輩方の演じられた篤姫からたくさんのことを勉強して、史実も勉強して、『西郷どん』の中の篤姫としての、オリジナリティーも大切にしながら、一生懸命に務めて参りたいと思っております」と意気込んだ。
夫のDAIGO(39)からの言葉は明かさなかったが、大河ドラマを欠かさず見ている祖父母が大喜びしたという。「本当に喜んでくれまして、いままでも認めてくれてはいたんですが、『大河に出られるようになったんだね』と言われて、うれしかったです」と満面笑みで話した。
制作統括の櫻井賢プロデューサーは、「にらまれた時にドキッとするんです。あと、ツンとしている顔からキュンと笑った時に、ドキッとする。なんとも言えない可憐さと言いますか…、素敵なパッションが、篤姫さんに乗り移るのでは」と起用理由を説明。視聴者から関係者までを魅了する“クールビューティー”が、新たな篤姫像を描き出す。