舞台版「進撃の巨人」中止を発表 死亡事故受け

 7月開幕予定の舞台「LIVE IMPACT 進撃の巨人」の点検作業中に、エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の元メンバーで、同舞台のアクロバット監督を担当していた吉野和剛さん(享年38)が死亡したことを受け、13日、主催者が舞台の公式サイトで、公演中止を発表した。7月28日から9月3日までの開催が発表されており、すでにチケットも発売されていた。チケットは後日、払い戻しとなる。

 吉野さんは同公演のアクロバットの監督、パフォーマーのコーディネイト、そして自身の出演という重要や役割を担っており、「カンパニーにとってかけがえのない方でした」という。公演まで3カ月余りで、「これから公演までの期間で、今の体制で公演を行うことが難しいと判断し、大変残念ながら、今回の公演を中止させていただくことになりました。お客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。お詫び申し上げます」(公式サイト)と謝罪と説明が記されている。

 事故が起こったのは今月10日。東京ディズニーリゾート内の「舞浜アンフィシアター」でワイヤアクション装置を点検中、転落して亡くなった。高さ約10メートルのところで自ら宙づりの状態になり、落下するスピードの調整をしていたという。

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