木村拓哉主演作 カンヌで招待作品に
元SMAPの木村拓哉(44)主演映画「無限の住人」(4月29日公開)が「第70回カンヌ国際映画祭」(5月17~28日)に特別招待作品として出品されることが13日、分かった。フランスで行われたプレス向けイベントで発表された。招待作品とは、賞の対象外(コンペティション外)で上映されるもの。
最高賞のパルム・ドールなどを選ぶ「コンペティション部門」には、永瀬正敏(50)主演の「光」(河瀬直美監督)が、「ある視点部門」には、長澤まさみ(29)主演の「散歩する侵略者」(黒澤清監督)がそれぞれノミネートされた。
木村にとって、カンヌは2004年公開の香港映画「2046」以来13年ぶり。邦画、主演作としては初参加。初タッグを組んだ三池崇史監督(56)にとっては15年公開の映画「極道大戦争」以来2年ぶり6作目のカンヌ。「不死身の男=万次(木村拓哉)が、カンヌから世界に飛び立つことになりました。最高です。ありがとう」と喜びのコメントを寄せた。
映画は世界22カ国で刊行された同名原作漫画を初実写化。「武士の一分」以来、約11年ぶりの時代劇映画主演となる木村が不死身の用心棒・万次を演じ、海外でも評価が高い三池監督が世界三大映画祭出品を意識しながら作品を仕上げた。主題歌は世界で活躍する“サムライ・ギタリスト”MIYAVI(35)が手がけている。