長澤まさみ カンヌに「ドキドキ」

 女優の長澤まさみ(29)が13日、主演映画「散歩する侵略者」(9月9日公開)が「第70回カンヌ国際映画祭」(5月17~28日)のある視点部門に選ばれたことを受けて、コメントを発表した。

 長澤は「この映画をたくさんの国の方々に見ていただける事をうれしく感じる反面、ドキドキしている自分もいます」と喜びを語った。カンヌ国際映画祭にはこれまで、2014年にジョン・ウー監督の「THE CROSSING」、15年には是枝裕和監督(54)の「海街diary」の出演者として参加。レッドカーペットではセクシーなドレス姿も話題となった。

 映画は、黒沢清監督作品。長澤演じる加瀬鳴海の夫・真治(松田龍平=33)が数日間行方不明になった後、「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという物語だ。サスペンス、アクション、そしてラブストーリーでもある異色の作品で、長澤は「参加できた事、黒沢監督とご一緒できた事を誇りに思います。ぜひ公開を楽しみにしていていただきたいです」とアピールした。黒沢監督はカンヌでは01年に「回路」で国際批評家連盟賞、08年に「トウキョウソナタ」である視点部門審査員賞、15年には「岸辺の旅」である視点部門監督賞をそれぞれ受賞した常連でもある。

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