星野源、「恋」制作の重圧明かす 「次ヒットしなかったら一発屋と…」
俳優で歌手の星野源が14日、日本テレビ系「ZIP!」で、大ヒット曲となった「恋」が誕生した秘話を明かした。「恋」は、昨年放送されたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングテーマで、歌に合わせて踊る「恋ダンス」が社会現象にもなった。
番組では、NHKのコントバラエティ「LIFE」などで共演していたココリコの田中直樹がインタビュアーとして登場。現在も「恋」がヒットを続けていることに「すごいことじゃないですか?どういう気分?」と聞かれた星野は「育てた息子がすごく立派になったというか…」と相好を崩した。
だが、前作の「SUN」が大ヒットしたことから、楽曲制作中はプレッシャーに悩まされる毎日。「いつも『次ヒットしなかったら一発屋だぞ』みたいなのがのぞいてくる。そういうのを意識すると作りたい曲じゃなくなっちゃう。自分の好きな音楽を作りたい。でもプレッシャーが」と、当時の気持ちを打ち明けた。
だが「全然ワクワクしない」と悩みながらトイレに入ったところ、急に「(音を)早くしてみたらどうだろう」とひらめき、頭の中でテンポを速くしたところ「これだ!すごくワクワクする」と天啓がひらめいた。「すぐにトイレットペーパーがーっとやって拭いて、レコーダーの前いってテンポ計って、これこれと」とそこから一気に「恋」が誕生。「なので、楽曲のターニングポイントはトイレです」と笑顔で振り返っていた。